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ネット環境

大分県豊後高田市への移住にあたり、懸念事項の一つにネット環境をどう構築するかがあった。

結論を先に言うと、当面は、WiMAXでいきます。
後述しているように、市が推進するケーブルサービスの利用は高コストのため見送りました。

■経緯

何度も行き来し現地で見てみたり、ネットで調べているうちに解ったのは、
豊後高田市は、テレビやインターネットなど、
いわゆる情報へのアクセスが地理的な制限を受ける「際」の土地であり、
市内から山間部に少し入ると、テレビもネットも無線でのサービスは利用できないエリアになること。

そして、我が家は、まさにその境界線上にある。

こうした事情から、行政が、
テレビとインターネットをまとめたケーブルネットワークを整備推進していて、
最初はそれを利用するつもりでいたのでが、
初期費用や毎月の利用料金(ランニングコスト)を丁寧に調べてみたら・・・

高い。

コミュニティーチャンネルがあったり、自治体の連絡網的なサービスも組み込まれているのは、
非常に良いのだけれど、正直な感想を述べると、いろいろな大人の事情や思惑が見え隠れ。

人口2万人程度の経済圏で「数を取って安くする」という企業論理を使えず、
行政サービス化と予算(税金)の天秤という構造的な縛りがある中で、
自治体からのキャッシュアウトを防ぎ、少しでも内需に回す地方ならでは工夫がみえ、
NTTもそれなりの割引料金体系を組んでおり、努力は読み取れる。

でも高い。

そこで、いろいろ調べた結果、WiMAXを見つけた。
WiMAXの利用エリアのポンポイント確認の結果は「△」で、
電話で問い合わせたところ「条件次第」とのこと。
後は実際に試すしかないので、WiMAXのポケットWiFiをレンタルしてみた。

で、WiMAXのアンテナが3本立つ場所が家の中で一ヶ所あった!

この唯一の場所は、食卓のある南側の窓で、しかもアンテナを西側に向けて倒さないと駄目。
(本当は立てて使う)
他の場所はどうやってもアンテナ1本立つかどうか。
見栄えはイマイチだけど仕方がない。

DSC_0447.jpg

これが決め手になり、ソネットのWiMAXコースにコース変更。
(WiMAX利用料金そのものはUQの方が安いのだけれど、
 2万円ほどのルーターの無料特典があり、長くお付き合いのある安心感からソネットで申し込み)

次に、問題と思われたテレビは、試しにアンテナを付けてみたら普通に受信できた。
(2つ隣町の中津市(福澤諭吉の生誕地)のデジタル放送電波がここまできていた)
アンテナレベルが少し弱めだけど、特に問題なさそう。
あっさり解決。

ということで、いろいろと時間をかけて検討した結果、計-3,607円/月のコストセーブを達成。

<比較表まとめ>
ネットインフラ料金比較.png

ただ、地域コミュニティとの関係を深めるためには、将来的には見直しも必要になるかもしれない。
でもまずは、生活を落ち着かせることを優先。

ついでに言うと、固定電話もこの機会に止めた。携帯に集約。
携帯についてはまた別途。


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acconomugi

地方に引っ越しすると当たり前と思っていたことも
考えなければいけないのですね。
by acconomugi (2020-05-10 14:38) 

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